はじめに
カレー屋さんが作っていた、4毒抜きのチキンカレー。
鶏肉を煮込んだスープに、すりおろした玉ねぎを入れて、スパイスを加えてさらに煮込む。
そんな作り方を見て、
「これなら家でも作れるんじゃない?」
と思い、作ってみることにしました。
植物油も小麦粉も使わない。
せっかくなので昆布だしも使って、鶏もも肉をたっぷり入れて作ってみました。
出来上がったのは、想像していたカレーとはちょっと違うもの。
とろみのあるカレーではなく、かなりサラサラ。
でも、これが美味しかった。
「これ、スープカレーとして食べた方がいいんじゃない?」
そんなところから、我が家のスープカレー作りが始まりました。
鶏もも肉を昆布だしで煮込む
今回使った鶏もも肉は約1kg。
昆布だしで鶏もも肉を煮込み、鶏から脂と旨味を出します。
ただ、今回はここでひとつ失敗。
本当は鶏もも肉だけで15〜20分ほど煮込むつもりだったのに、脂が出てきたところで、すりおろした玉ねぎ、にんにく、生姜を入れてしまいました。
でも、その後しっかり煮込んだことで、鶏もも肉はホロホロに。
箸でも簡単にほぐれるくらい柔らかくなりました。
以前、玉ねぎとにんじんをすりおろしてカレーを作ったことがあります。
そのときは野菜の繊維なのか、オリのようなものが気になってしまい、それ以来すりおろし野菜のカレーは作らなくなりました。
でも今回は、しっかり時間をかけて煮込むことで玉ねぎの角が取れ、スープに馴染みました。
「すりおろし野菜がダメだったんじゃなくて、煮込み時間が足りなかったのかもしれない」
これは今回作ってみて分かったことです。
玉ねぎは手ですりおろしました
今回、玉ねぎはミキサーを使わず、おろし金ですりおろしました。

とはいえ、最後まで全部すりおろすのは大変。
✍ 玉ねぎをすりおろすワケ
できるだけ熱を加えずに細かくしたいので、手間はかかるけど、おろし金ですりおろしています。
小さくなってすりおろしにくくなった部分は、いい加減なみじん切りにして、そのまま鍋へ。
それでも長く煮込めば柔らかくなり、ほとんど気になりませんでした。
にんにくと生姜も加え、クミンシードを入れてさらにコトコト煮込みます。
S&Bカレー粉をベースにスパイスを追加
今回は家にあったS&Bのカレー粉をベースにしました。
そこへクミンシード、パプリカパウダー、トマトペーストを加えています。
仕上げにはガラムマサラも少し。
これでスープカレーの出来上がりです。
実は、まだスパイスの配合は完成していません。
次はコリアンダーも加えてみたいし、他のスパイスも少しずつ試してみたい。
作るたびに少しずつ試しながら、我が家好みの配合を見つけていこうと思います。
野菜は煮込まず、ラードで焼いて後乗せ
最初に作ったときは、鶏肉とスープだけでも十分美味しく食べられました。
ただ、これだけサラサラなら、
「もうスープカレーとして食べよう」
ということに。
そこで今回は、野菜をカレーの中では煮込まず、ラードで焼いて後から乗せました。
使ったのは、
- ズッキーニ
- なす
- 玉ねぎ
- にんじん
スープ自体はサッパリしていますが、ラードで焼いた野菜にはコクと香ばしさがあります。
これがサラサラのチキンカレーによく合いました。
キャンプで作るなら、野菜は炭火で焼いても美味しそうです。
サッパリなのに鶏もも肉はゴロゴロ

このカレー、とにかくサッパリしています。
植物油やバターを使わず、カレー本体の脂は鶏もも肉から出たもの。
それなのに物足りなさはなく、鶏もも肉はゴロゴロ。
長く煮込んでいるので肉はホロホロで、とても食べやすくなりました。
サッパリしているので最初に作ったときは、
「これ、いくらでも入るね」
なんて言いながら食べていました。
今回は焼き野菜もたっぷり乗せたので、さすがにお腹いっぱいになりました。
手間はかかる。でも、作ってよかったと思えるカレー
正直、このカレーは時間がかかります。
昆布だしを取り、鶏肉を煮込み、玉ねぎをすりおろし、さらに長く煮込む。
野菜まで別に焼けば、普通のカレーよりずっと手間がかかります。
作るまでは、「面倒だなあ」と思う料理です。
でも、食べて美味しいと、「作ってよかった」になるんですよね。
そして一度美味しくできると、「次はもう少しこうしてみよう」と思えてきます。
まだ完成ではありません
今回作ってみて、次に試したいことも出てきました。
まず、スープをもう少し増やしてもよさそう。
鶏もも肉がたっぷり入っているので、昆布だしを増やしても十分に肉を楽しめそうです。
その場合は、最初に鶏もも肉だけを15〜20分ほどしっかり煮込み、鶏の脂と旨味をスープに出してから、すりおろし玉ねぎなどを加えてみるつもりです。
スパイスもまだ増やしたい。
野菜も季節によって変えてみたい。
キャンプなら炭火で焼いてみたい。
だから、これはまだ完成レシピではありません。
作るたびに少しずつ変えて、
我が家のスープカレーを育てていこうと思います。
次は今回より美味しくなるのか、それもまた楽しみです。



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